塾のLINEで子どもの学習状況を上手に把握する方法

 

彦根市の数学専門個別指導塾「安澤数学塾」です。

 

こんにちは。

 

 

彦根市の数学専門個別指導塾『安澤数学塾』の塾長の安澤正剛です。

当塾は、中学生(1〜3年生)・高校生(1・2年生)を対象とした、数学専門の個別指導塾です。

 

 

このホームページでは、彦根市・長浜市・多賀町・甲良町・豊郷町・愛荘町の近辺で「数学の苦手を克服したい」「数学の点数を伸ばせる個別指導塾を探している」という方に向けて、『安澤数学塾』がどのような塾かをご紹介しております。

 

 

さて、本日は「塾のLINEで子どもの学習状況を上手に把握する方法」についてのお話です。

 

 

 

塾のLINEで子どもの学習状況を上手に把握する方法

 

お子さんが塾に通い始めてしばらく経つと、

 

「ちゃんと勉強しているのかしら?」

 

「授業中の様子はどうなんだろう?」

 

と、気になることが増えてきませんか?

 

 

でも、子ども本人に聞いても「ふつう」「まあまあ」といった答えばかり。

 

詳しく話してくれないことも多いですよね。

 

 

そんなときに活躍するのが――塾からのLINEです。

 

実はこのLINE、ただの連絡ツールではなく、

 

「子どもの今の学習状況」を読み取るための大切な“情報の窓口”でもあるのです。

 

 

1.まず注目すべきは「先生からのメッセージのトーン」

 

塾の先生は、子どもの頑張りや様子をさりげなくLINEに書いてくれることがあります。

 

たとえば、

 

 

「今日は集中して取り組めていました」

 

「少し疲れている様子でしたが、最後までよく頑張っていました」

 

こうした一言のトーンから、実はお子さんのモチベーションや学習ペースを感じ取ることができます。

 

 

特に、

 

 

  • 「前回より」「最近」「少しずつ」などの比較表現がある場合 → 成長や変化のサイン
  • 「気になる様子」「もう少し」などの言葉がある場合 → 今の課題へのヒント

 

つまり、先生の言葉選びをよく読むことで、

 

「今、どんな気持ちで勉強しているのか?」

 

「どこにつまずいているのか?」

 

が自然と見えてくるのです。

 

 

2.返信の仕方ひとつで“情報量”が増える

 

先生からの連絡に対して、

 

「ありがとうございます」だけで終わらせていませんか?

 

 

もちろんそれでも問題はありませんが、

 

一言プラスするだけで、先生の返信内容がより具体的になることがあります。

 

 

たとえば――

 

「ありがとうございます。最近、家でも少し疲れているようなので、気になっていました。」

 

と書くと、先生もそれを踏まえて、

 

「確かに今日は集中が続きにくい様子でした。でも、後半は立て直せていましたよ。」

 

と返してくれることがあります。

 

つまり、LINEを「報告を受け取るだけ」ではなく、

 

先生との“会話の場”として活用することで、

 

よりリアルな学習状況がつかめるのです。

 

 

3.聞くタイミングは「テスト前後」と「長期休み前後」

 

すべてのタイミングで様子を聞く必要はありません。

 

むしろ、ポイントを押さえて聞くことで、より的確な情報が得られます。

 

 

おすすめのタイミングは次の3つです。

 

 

1.定期テスト前

 

→「今の理解度や対策の進み具合はどうですか?」

 

 

2.定期テスト後

 

→「テスト結果をふまえて、次に重点を置いた方がよいところはありますか?」

 

 

3.長期休み前(夏休み・冬休みなど)

 

→「休み期間中に特に力を入れるべき分野はありますか?」

 

 

これらは、先生にとっても聞かれやすい質問で、答えやすい内容です。

 

「どんな様子でしたか?」よりも、

 

何に重点を置けばよいか?と目的を絞って聞くと、具体的なアドバイスが返ってきます。

 

 

4.「子どもには言わないでください」を上手に使う

 

ときどき、保護者として「家ではこんなことを言っていました」など、

 

気になることを先生に伝えたい場面がありますよね。

 

 

そんな時は、LINEの最初に

 

 

「先生、この内容は子どもには伝えないでくださいね」

 

と一言添えると安心です。

 

 

先生もその意図を理解した上で、授業での関わり方を調整してくれます。

 

たとえば、

 

「宿題の進みが遅い」と言っても、子どもを直接叱るのではなく、

 

「一緒にできるところから進めよう」と寄り添うような声かけに変えてくれるのです。

 

 

このように、保護者のちょっとした情報共有が、

 

お子さんにとってより良い学習環境づくりにつながります。

 

 

5.「報告が少ない=悪い」ではない!

 

ときどき、「先生からLINEの報告が減ったけど大丈夫かな?」と心配される方がいます。

 

ですが、必ずしも悪いサインではありません。

 

 

むしろ、安定して取り組めているからこそ、特別な報告がない場合も多いのです。

 

もし不安なときは、

 

 

「最近の様子はいかがでしょうか?特に問題がなければ大丈夫です。」

 

と軽く尋ねてみるだけで十分です。

 

 

このように、やや遠慮がちなトーンで聞くと、先生も「重く受け取らず」返信してくれます。

 

継続的にLINEでやり取りしていれば、自然と信頼関係が深まり、

 

大事なタイミングでは先生の方からも連絡をくれるようになります。

 

 

6.子どもの前で「LINEで先生が言ってたよ」は禁句!

 

ここで一番大切なポイントをお伝えします。

 

先生とのLINEで得た情報を、そのまま子どもに伝えるのは避けましょう

 

 

たとえば、

 

 

「先生が“集中してなかった”って言ってたよ」

 

と言ってしまうと、子どもは「チクられた」と感じてしまい、

 

塾でも家庭でも気まずくなってしまうことがあります。

 

 

先生から得た情報は、あくまで“見守りの参考”にすること

 

家庭では「最近どう? 勉強しやすくなってきた?」と、

 

子ども自身の言葉を引き出すように使うのがポイントです。

 

 

7.まとめ|LINEは“学習の鏡”になる

 

塾のLINEは、単なる連絡手段ではなく、

 

**お子さんの今を映す「学習の鏡」**です。

 

 

先生のメッセージのトーン、返信のタイミング、質問の内容――

 

これらを少し意識するだけで、

 

お子さんのやる気やつまずきが見えてきます。

 

 

そして何より、LINEでの小さなやり取りの積み重ねが、

 

先生との信頼関係を築き、

 

「塾と家庭がチームになる」第一歩になります。

 

 

スマホ操作が苦手でも大丈夫。

 

“読む・一言返す・聞いてみる”――この3つを心がけるだけで、

 

お子さんの学びをぐっと深く理解できるようになりますよ。

 

 

次回は、「LINEでは伝わらない!? 塾との信頼関係を深めるちょっとしたコツ」についてお話しします。

 

どうぞお楽しみに。

 

 

 

アクセス

 

最後までご覧いただきまして、ありがとうございました。

 

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