もともと私は、数学を“教えて”いたわけではありません。
ある学習塾で、
数学の教材制作の仕事をしていました。
教材制作を続けていくのだろうと思っていたある日、勤め先の学習塾で、
担当講師に代わって授業を引き受けなければならなくなったのです。
初めて「講師」として授業を教えることになりますが、このときに活かせたのが、
学生時代のアルバイトの経験です。
私は学生時代、スイミングスクールでインストラクターのアルバイトをしていました。
スイミングスクールでは、
未就学児や小学生を対象に、泳ぎ方を教えていました。
小さい子どもたちに泳ぎを教えるとき、
難しい言葉は使えません。
できるだけ
理解しやすい言葉で、
わかりやすく伝えないと、「できる」ようにはなりません。
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「自分が理解していることを、どんな言葉にすれば伝わるのか。」
「どうすれば子どもたちにとってわかりやすく、できるようになるのか。」
色々と試行錯誤した経験がありました。
このときの経験があったからこそ、いきなり学習塾で講師を任せられても、
授業が行えたのだと思います。
そしてそれが、私の
講師としてのキャリアのスタートでした。